今回は、最近購入した香水「AYOM」についてレビューをしたいと思います。
この香水は、ラグジュアリーホテルブランド「AMAN(アマン)」が展開する香水シリーズのひとつですが、ネットで検索してもレビューがあまり見つからず、購入を検討されている方に少しでも参考になればと思い、この記事を書いています。
■この香水に惹かれた理由
そもそもAMANが香水を発売していることを全く知りませんでした。麻布台ヒルズが開業され、お昼ご飯を食べに行った後に、他のお店を見ていると、JANUのお店の一環としてAMANのスキンケア商品などと一緒に、香水が置かれていました。試してみると今までに試したことのない香りで、使ってみたいとなったのですが、あいにく在庫がないとのことで、その際は購入に至りませんでした。
時を経て、先日縁あってJANUに食事に行くことがあり、その帰りに念願の購入に至りました。
私の言語化能力が乏しく、香りの雰囲気をうまく表せないのですが、以下のセクションで少しでも伝えられるようにしていきたいと思います。
■基本情報
【コンセプト】
「AYOM」は、インドネシアのジャングルの生命力をイメージして調香された香水です。グリーンを基調とした香りですが、冷たさやミステリアスさよりも、どこか温かみと安心感を感じさせる雰囲気を持っています
【調香師】
調香を担当したのは Jacques Chabert(ジャック・シャベール)氏。AMANの他の香水シリーズも手がけており、それぞれの香りに明確な棲み分けと統一感がある印象です。
【ノート】
ホームページには書かれていませんが、他の紹介ページには以下の様に書かれております。
トップノート:ベルガモット、カルダモン、エレミ
ボディノート:ジンジャー、ジュニパー、ジャスミン
ベースノート:オークモス、シダーウッド、ムスク
【ボトル】


公式サイトより引用
中央が少しくぼんだミニマルなボトルに、AYOMはわずかに緑がかった液体が美しく映えます。
注目すべきは外箱のデザイン。これは建築家・隈研吾氏によるもので、香りごとに格子のパターンが異なります。細部まで計算された上質さが感じられ、開封の瞬間から特別な気持ちになれる仕上がりです。
■香りのイメージ
付け始めは、フレッシュなイメージです。ほかの香水より香りの輪郭がはっきりしており、それが長時間続いていくように思います。
そして中盤も、かなり香りが続いていく印象があります。オードパルファムということで、私が好きな香水も同様なのですが、それらの香水よりも香りが強く、長続きする印象があります。また、ジャスミンやベルガモットの香りなのか、少しシャボンのような清潔感のある香りもする印象があります。
■AIによる相性診断
また例のごとく、AIに情報を読み込ませて、香りの系統を分析させてみました。
🔍 あなたの好みとの比較ポイント
香りの要素 | AYOMに含まれるか | あなたの好みと一致? | コメント |
---|---|---|---|
🌿 ハーバル・グリーン | ✔ | ✔ | タシット、ナイルの庭との共通性あり |
🍋 シトラスの透明感 | ✔ | ✔ | 柚子やグレープフルーツ系が得意なあなたに合う |
🌲 ナチュラルなウッディ | ✔ | ✔ | サンダルウッドやシダーの柔らかい使い方は◎ |
🔥 スモーキー・ドライ | ✘(控えめ) | ❌ | ヒュイルやカーストのような重さがないのは好相性 |
🧘♀️ 瞑想的・静かな印象 | ✔ | ✔ | 李氏の庭やAMANの世界観が一致 |
✅ 結論:AYOMはあなたの好みに非常に近い
香り全体に温かみと湿度感、植物的なニュートラルさがあり、まさにあなたの「香りの地図」のど真ん中に位置します。
ナイルの庭や李氏の庭が好きな人が「より落ち着いた方向」に進んだときの選択肢にもなりえます。
こう指摘されると、李氏の庭の香りの雰囲気を少しまとっているような感覚を思い返してきました。
このようにAIでも裏付けされるとよりこの香りへの思い入れが強くなります。
他の香りも少し気になっておりますので、トラベルセットなどで、他の香りにもチャレンジしてみたいなと思うシリーズとなりました。
コメント