【子育て】子どもに興味関心がなかった人が子育てをしたらこうなった_Vol.1

育児

少子高齢社会となって久しいこの日本で、皆さんは子育てということをどう捉えているでしょうか?
私は、我々現役ど真ん中世代は子育てをすることは責務だと考えています。
よく人口ピラミッドと経済成長性の関連性が言われることがあります(論文などではないので、リンクは省略します)。
日本は確実に人口減少していくわけですが、日本の国力を少しでも維持するには、若年層の頑張りが必ず必要になります。
そのような考えに立つと、現在の現役世代が、次世代に向けた種まきに取り組むのは責務だと思います。
ただ、日本は少子高齢社会の先頭をきって走っているにも関わらず、このような課題は棚上げされてきました。
ようやく社会の中でもことの重大さに気づき、議論がなされるようになってきたと思います。

話が少しずれましたが、子育ては責務だとはわかっていながら、個人としては、あまり子育てをしたくないと考えていました。
それはひとえに、自身が幼稚だからです。
もう少しいうと、自己中心的であるからだと思います。

例えば、私は子どもの泣き声が苦手です。
できることなら聞きたくないですし、可能であれば離れたいと思います。
他にも子どもの面倒を見るために、自分の行動が制限されることもできれば避けたいと思っています。
極めつけは子どもをかわいいと思ったことは皆無です。

こんな属性を持つ人間が親になることは、子どもを不幸にするので、親になるべきではないと思っていました。
そうなると、結婚へのインセンティブ(子どもが欲しいから早く結婚したいなど)はありません。
しかし、私と結婚してもいいと思ってくれた人が「子どもを育てたい」というのであれば、協力したいと思っていました。
なぜなら、そんな人は多くはないからです。

運よく結婚することになり、子どもはどうするかという話になりましたが、妻は「運よくできれば、欲しい」ということでした。
現在初産の年齢も上昇傾向にあり、不妊治療をして何とか子どもを授かりたいという方もいらっしゃいます。
一方で、金銭的、体力的な負担を考慮すると、不妊治療は避けたいというのが我々夫婦の結論でした。

そんな我々に運よく、妊娠が発覚します。
妻は喜んでいますが、私は内心不安でした。
前述の通り、子どもをかわいく思えないですし、子どもを不幸にしてしまうのではないかと思っていたからです。

もちろん妊娠初期の妻にそんなことは言えませんので、一人で結論を導こうと考えを巡らせます。
そんな中で、私が結論付けたのは以下のようなことでした。
・自分の考えは簡単には変わるものではないから、まずはそれを受容する
⇒否定したり、目を背けたりすると、現実との乖離で苦しくなると思ったからです。
・自分ができることを見つけて、それを全力でやる
・やれないことは妻にお願いする
・役割分担は明確にし、役割は全うする

妻の妊娠中にいろいろ心構えについて調べたり、本を読んだりすればよかったのですが、それは行えませんでした。
一方で、よくブログなどを読むのですが、男性の妊娠中の心情などをつづったものは見かけなかったので、自分と同じような考えを持つ人の考えの整理に役立てばと思い、このようにまとめていきたいと思いました。

今後は妊娠中、出産後について少しづつ書いていければと思います。

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