香りの傾向をAI分析─私のフレグランス・ジャーニー

香水3本と、それぞれの香りを表すグリーンやシトラスのイメージに、AI的なグラフィックが重ねられたデジタルイラスト。タイトル『香りの傾向をAI分析──私のフレグランス・ジャーニー』入り 買い物

前回のブログを書く中で、「Best3の香水は似たような感じだけど、AIに分析してもらったらどんな傾向がでるんだろう?」という思いに至りました。そしてそこから、次に試すべき香水は何だろうというところを探ってみました。

■自分の分析
 明らかにグリーンやフレッシュなイメージがベースにあります。イソップの2つはその点が共通していますが、エルメスの香水はそこに甘さが加わったイメージでした。
 おそらく、このフレッシュなもので次の香水を探すのが相性が良いのではないかと考えています。

■AIの分析
 AIの分析は3つの段落に分解されています。
1. ノート構成の対比

トップノートミドルノートベースノート
Aesop マラケッシュベルガモット、ネロリ、ジャスミンローズ、カルダモン、パチュリサンダルウッド、シダーウッド、クローブ
Aesop タシットユズ、バジルグランベール、クローブローズマリー、ミント、フェンネルシダーウッド、ベチバー、アンバー
Hermès ナイルの庭グレープフルーツ、グリーンマンゴー、トマト、キャロットロータス、ブルラッシュ、オレンジ、ヒヤシンス、ピオニームスク、イリス、インセンス、ラブダナム、シナモン
  • 共通する要素
    • ベースに ウッディ(シダーウッド)スパイス(クローブ)、あるいは アンバー/ムスク 系を配し、香りに温かみと持続性を与えている。
    • トップは柑橘やグリーンノートで「清涼感」を強調。ベルガモット・ユズ・グレープフルーツなど、すっきりとした立ち上がりを好む傾向がうかがえます。
  • 異なるポイント
    • マラケッシュ:フローラル×スパイスのコントラストが強く、ネロリやジャスミンの華やかさとカルダモンの甘辛さ。
    • タシット:ハーバル(バジル・ローズマリー)&シトラスの組み合わせで、よりグリーンでクリスプな印象。フェンネルのほのかな甘みも個性的。
    • ナイルの庭:マンゴーやトマトなど「フルーティ×グリーン」がメイン。ロータスやピオニーなどの淡いフローラルが水辺の涼感を演出。

やはり予想通り、グリーンなものが共通するようです。これから香水を選ぶうえで「すっきりとした立ち上がり」というのは重要なキーワードになりそうです。
異なるポイントも甘さという方向性は意外と共通するものだったりするのかもしれません。


2. あなたの“香りの好み”キーワード

  1. グリーンシトラス
    – ユズ/グレープフルーツ/ベルガモットなど、清涼かつ軽やかな柑橘。
  2. ハーバル&スパイシー
    – バジル、ローズマリー、カルダモン、クローブ…ハーブやスパイスの青みと温かみ。
  3. ウッディな深み
    – シダーウッドやベチバー、アンバー/ムスクが香り全体をまとめ、長時間香らせるベースを形成。
  4. 程よいフローラル
    – ジャスミンやロータス、ピオニーの「ほんのり華やかさ」で、重さを抑えたモダンな印象に。

――これらの要素から、あなたは

“クリーン&グリーン”を基調に、ハーブやスパイスで個性をプラスし、最後に温かいウッディ/アンバーで香りを持続させるタイプ
と言えそうです。


こちらも良い気づきでした。今後香水を選びに行く際に、グリーン&クリーンに何を加えるのかという目線で選ぶことができそうです。


3. 今後のフレグランス選びのヒント

  • さらに“グリーン”を追求したいなら
    – Diptyque「Philosykos(フィロシコス)」…イチジクの葉&ウッディノートで、グリーンの奥行きを深める。
  • スパイスのコントラストを楽しみたいなら
    – Serge Lutens「Ambre Sultan(アンブレ サルタン)」…アンバー×クローブ×スパイスの重厚派。
  • フルーティ×グリーンの刷新版
    – Jo Malone「Grapefruit(グレープフルーツ)」…よりミニマルに柑橘とグリーンを際立たせる。

こちらは、AIが合いそうな香水をレコメンドしてくれました。本当に合うかどうかは別として、一度お店に試しに行ってみようと思います。


まとめ

3本とも「清涼感+ハーバル/フルーツの個性+暖かいウッディ/アンバー」という共通軸をもつことで、

  1. 初動で“クリーンさ”
  2. 中盤で“香りのキャラクター”
  3. 最終的に“温かい余韻”
    というドラマティックな流れを楽しんでいることが見えてきます。

あなたの香りの旅は、「言葉にできない感覚」を大切にするAesop Tacitのフィロソフィーとも共鳴しているようですね。ぜひ次は、少し攻めたスパイスリッチな一本や、さらにグリーンを深める一本を試してみてはいかがでしょうか?


ここまで分析し、まとめてくれるということないですね。なんだか、専任のコンサルタントにアドバイスしてもらっている気分です。
ここから次の香水を探す手がかりをつかめるように思います。
グリーン&クリーンをベースにミドルやトップを変えに行くのか。はたまた、甘さの方向性を変えずに、ベースの部分を変えに行くのか。
自分の趣向がロジカルにわかると、お店にいった際に店員さんとも会話しやすそうです。

皆さんもぜひ、AIに好きな香水を打ち込んで分析してもらってみてください。
その結果を教えてもらえると嬉しいです。

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