やってまいりました。第2戦です。
と書きだそうとしたのですが、結果を知ってしまったうえで、これを書きだすのはなかなかにテンションが難しいものです。
結果としては2戦合計0‐2でアビスパ福岡さんが決勝に進むことになりました。
単純に国立の空気感の中で応援したかったですが、こちらもかなわず、残念です。
戦前はアビスパさんに先制されると厳しい展開だと考えていました。
なぜなら、夏以降90分間で2点取ったことがなかったためです。
そのうえで、簡単な振り返りをしたいと思います。
一番大事なのは入りだと思うのですが、所用で本日も開始20分ほどをしっかり見られておりません。
【前半】
のっけから先制されてしまいます。
監督もインタビューで言っていますが、コーナーキックのボール自体をうまくはじき出せなかったこと、クリアボールをもっとはっきりはじき出せなかったことが重なり、混戦の中から決められてしまいます。
コーナーキックは往々にして事故が起きるものですので、コーナーキック自体を避けるようにしなければいけないのだと思いますが、その点もうまくいきませんでした。
先制パンチを喰らった後は、ギリギリノックアウトされないように立っているような状態でした。
少しずつ攻めの形が見えてきますが、前回の対戦から、ボランチ、IH、WBが有機的に関連した時に攻めの形が見えるようになってきます。
この3者の中で、どこかの部分で無理をする、はがすなどに成功した時に少し攻め手が見えるような形になりました。
ところが、放映の集計で、名古屋のシュートは2本でした。
追いかけるチームがシュート本数を増やせないのでは、勝ち目がないです。
【後半】
あまり詳細の振り返りをしませんが、無理に攻めかかる部分が功を奏しました。
森下選手も少し復調したように見えました。
良かった時の名古屋はここまではいかないにしろ、左右のWBのところにボランチが出ていき、そこで数的優位からチャンスを生み出す場面もよく見えました。
後半は意図せず、良かった時の名古屋が引き出されたように見えました。
【今日のMVP】
試合を終わらせない役割を果たしてくれたランゲラック選手です。
【試合後】
様々な想いがありましたが、まずは、今年のコンペティションは終了したなということでした。
どのチームも開幕時は3冠に向かってスタートしていきます。
その目標に向かって、積み上げていったものが、ガラガラと崩れたように思います。
結果はこうなってしまいましたが、シーズン初めから丁寧に丁寧に積み上げる作業をしてきた選手、監督に敬意を表したいと思います。
思えば、名古屋もほかのチームが積み上げてきたものを崩しながらのし上がっていったわけです。
そしてほかのブログでも書きましたが、その積み上げの上に立てるのは国内なら最大3チームです。
そんな厳しい世界の中で、頑張って上を目指してきた選手、監督に今、厳しい言葉をかけるのは私は違和感があります。
今日の終わりがあって、また新たな挑戦が始まります。
選手たちは、優勝争いの厳しいプレッシャーの中で、戦ってきたことでしょう。
そのプレッシャーから解放された選手が、次戦からのびのび試合をしてくれることを願っています。
そんなときに、意外にも事態は好転するのではと思っています。
監督インタビュー
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